ハンター×ハンターについて

冨樫義博さんのハンターハンターという少年コミックの魅力的な点について考察します。

まずキャラクターが成長して行く過程の面白さが他の類似少年コミックより優れていると感じます。

それは現代社会におけるいわゆるイルミナティや裏社会、表面上にはない意識世界を漫画という媒体に上手に落とし込めていると感じるからです。

さらにキャラクターの個性の強さ、伏線の張り方が素晴らしいです。序盤で張っておいた伏線を数年後に出版した単行本で回収するというのはざらです。

いわゆる超能力的な世界を念能力として落とし込み、その能力の特性をコップに溜めた水に浮かせた葉っぱがどうなるかによって判断させるといったシーンは現実世界でも流行するなど常に話題に事欠かない描写も非常に魅力的です。

さらに幻影旅団という敵対集団にも日本式の慕情を込めており海外でもコスプレをする人がいるほど個性的なものとなっています。

また未だに主人公ゴンの母親についての描写はされておらずこれもまた最終回に対する伏線だと読者を期待させています。

またよく名言が生まれる漫画としても有名で、格闘のシーンでも数秒間の間に多くのことが発生するため時間を忘れて没頭してしまいます。

大人気漫画ワンピースと並んで少年コミックとしてここまでのクオリティーのものは今後もなかなかうまれないと思います。

唯一の難点が作者の冨樫さんが気分屋のためすぐに休刊が続くという点です。その辺りのもどかしさも含めて愛される漫画だと思います。