続きが気になる漫画『ヴィンランドサガ』

『ヴィンランドサガ』は、11世紀の北ヨーロッパを舞台にした漫画です。主人公のトルフィン・トールズソンは実在した人物で、船で北ヨーロッパから北アメリカにわたり、そこに新しい居住地(村)を作ろうとしたと伝えられています。漫画の物語は、実在の人物や歴史を取り入れつつ、史実そのままではなく、作者の創作をたくさん交えて進んでいます。

この漫画の面白いところは、主人公トルフィンの抱える悲惨な過去と、それを乗り越えようとするトルフィンの旅路、そしてそれを支え、トルフィンと共に夢を追おうとする仲間たちのストーリーです。

漫画の前半では、トルフィンの少年時代が描かれるのですが、そこでトルフィンが出会うものは血なまぐさく、怒りと恨みに満ちたものでした。トルフィン自身もたくさんの罪を犯します。その後いろいろあって、トルフィンは怒りや恨みを捨てた新しい自分へと生まれ変わります。その過程が感動的です。

大人になったトルフィンは、仲間と共に北アメリカ(作中ではヴィンランドと呼ばれており、彼らにとっての未知の新世界です)を目指すことになります。しかし、トルフィンは過去の自分の罪を無かったことにしているわけではなく、罪と向き合いながら、それを償う意味もこめて、新世界に新しい村を作ろうとしてします。

この物語の大きなテーマは「許すこと」だと思います。登場人物は様々な立場でそれぞれの罪業に苦しんでいます。それでも、運命に流されるだけでなく、立ち向かうこと、または許すことで強く生きようとする人の姿を描いた物語だと思います。

トルフィンの旅がどこに行きつくのか、最後まで読んでいきたい作品です。

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